華ノ嘔戀 ~神漣奇譚~

 

 序ノ章 ”審神者” 1

 

 

そこは、静かな空間だった

何も見えない真っ暗な場所

 

沙紀はそこに一人ただ静かに立っていた

 

ああ、まただわ・・・・

 

そう思った

“神託“の降る前に良く似ている

でも違う

“神託”の降る時はもっと身体が自分の物では無い様な感覚に陥る

それもそうだろう

それは、“沙紀”ではないのだから

“沙紀”はあくまでも彼らに身体を貸す“依り代”として存在するだけだ

“彼ら”ではない

“彼ら”にはなり得ない

 

だが、いつからだろう…

“神降”の儀の最中に夢を見る

 

いや、“夢”と言っていいのかは分からない

そもそも“これ”は“夢”なのか・・・・

 

それとも、“神降”を失敗したのか

 

それすらも判断しかねる不思議な感覚だった

 

ゆらりと視界が揺れ、闇が晴れる

ザァ・・・と風が吹き、桜が舞う

 

しんしんと降る真っ白な雪が沙紀の身体にじんわりと染みてくる

 

そこはなんとも幻想的な場所だった

 

大きな桜の木には、満開の薄紅色の桜の花

はらはらと舞う桜の花びらの中に、しんしんと降る真っ白な雪が何とも言えない風景を生み出している

 

桜と雪

 

普通ではあり得ないこの二つが一か所に存在しているのだ

そしていつも奥に見える不思議な建物

まるで神殿を模写したかのような、霊的な造りをしたものだと一目で分かる

だが、沙紀はその建物に辿り着けたことはなかった

 

沙紀がその世界に一歩足を踏み入れようとすると―――――

 

 

 

 

 

 

 

   「ならぬ」

 

 

 

 

 

 

 

そう―――決まって声が――――・・・・

 

はっとして沙紀が声のした方を見ると、桜の木の下に美しい青年風の男が一人立っていた

青い着物に三日月の印の刻まれた彼は、いつもそこに立っていた

そして、決まってこう言うのだ

 

 

 

 

「それ以上来てはならぬ―――・・・・」

 

 

 

 

 

不思議な感覚だった

そう――――“彼ら”を降ろした時に良く似ている

人ではない、人ならざるものと“会話“をする時の感覚――――

 

「・・・貴方は・・誰、なのですか・・・・・・?」

 

沙紀がそう尋ねても、“彼”はただ微笑んで何も答えを返してはくれなかった

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

彼が誰なのか

何故、「来てはいけない」というのか、今の沙紀には分からなかった

 

ただ何かが囁くのだ

“この世界”に一歩足を踏み入れればきっともう――――戻れないと

 

本能的にそう思うのか

それとも、青年の声がそう思わせるのかは分からない

分からないが――――そう思った

 

「貴方は――――・・・・・・」

 

青年を見る

美しい青年だった

“神秘“とは彼の為にある言葉ではないかと思う程

怖い位に美しい青年だった

 

意識はそこで途絶えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華ノ嘔戀 ~神漣奇譚~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「沙紀」

 

名を呼ばれる

いつもの様に、沙紀はゆっくりとのその躑躅色の瞳を開けた

視界に一斉に光が入ってくる

 

沙紀は微かに目を細めながら、一度だけその瞳を瞬かせた

意識が次第に自分の“もの”になり、はっきりしてくる

さらりと、長い漆黒の髪が揺れた

 

つと、顔を上げると傍には優しそうな男性が一人

沙紀の父であり、この石上神宮の巫覡の一人である神代一誠だ

 

一誠はこくりと頷くと、すっと御簾の向こう側へと出て行った

それを待っていたかの様に、御簾の向こうにいた巫覡たちが顔を上げる

 

「一誠殿! 御神託はなんと!?」

 

初老の巫覡の問いに、一誠は静かに顔を横に振った

それを見た、巫覡たちはがっくりと肩を落とした

 

「これで御神託が無いのは何度目だ?」

 

「もしや沙紀殿の霊力(ちから)に陰りが……」

 

ひそひそと話す巫覡たちの声に、一誠は不快そうに顔を顰めた

 

「ご心配は無用かと存じます。 御神託が降されないのはそれだけ必要時では無いというだけの事。 生憎と沙紀の霊力(ちから)は強まる一方であり、弱まる気配はありません。 それとも……」

 

すっと目を細め、目の前の老人たちを見据える

 

「貴方がたの中に、沙紀の霊力(ちから)に敵う者がいるとでも? もし、ご不満があるのでしたらご自身で“神降”の儀をされるが宜しいかと」

 

じろりと鋭く睨まれ、巫覡たちが「うっ…」と声を洩らす

そして、もごもごと口籠りながら

 

「と、とにかく、御神託は国の大事! ゆ、ゆめゆめ忘れなきようにな!」

 

それだけ吐き捨てると、ぞろぞろとその場を後にしていった

口うるさい老人達が神殿を後にしたのを確認すると、一誠は小さく溜息を付いた

その時だった

 

すっと、御簾の陰から沙紀が姿を現した

朱の袴に白い千早の巫女装束を纏った沙紀は、沈んだ面持ちで一誠を見た

 

「……すみません…お父様」

 

申し訳なさそうにそう謝る沙紀に一誠は何でもない事の様に微笑んだ

 

「お前が謝る事は何もない。 気にしない事だ」

 

一誠はそう言ってくれるが、沙紀は申し訳ない気持ちで一杯だった

こうして自分が“神降”を失敗する度に御簾の向こうで父が責められるのだ

気にするなというのが無理な話だ

 

沙紀の家 “神代家” は、はるか昔より代々 神をその身に降ろし御神託を授ける役目を担った“巫”の家柄だった

だが室町時代を最後に、その力は失われていた

 

それ以降、“神降”は“存在しないもの”とされ、現存する巫女の中で一番強い力を持つ者が“代理”として、神託を受けていたのだ

だが、“神”の力を行使するには力が足りず、神託を受けた巫女は必ず命を落としていた

故に、政府はこの事を隠した

 

“神降”の技は幻とされ、“巫“も失われたと思われていた

しかし、ある時一人の巫女に神託が降ったのだ

“次に生まれてくる神代の娘は、歴代の巫女の中で最も優れた霊力(ちから)を持って生まれてくる”――――と

 

そして、生まれたのが沙紀だ

沙紀は歴代の“巫”の中でも、特に優れた力を持っていた

僅か、十歳にして“神降”を行ったのだ

それも、歴代が行ってきた“神降”とは違う

“言霊”だけではなく、その身を依り代とし“神”そのものをその身に降ろしたのだ

 

これには、頑固な巫覡たちも驚いた

その為、その存在は厳重に隠される事となった

 

二十二社のひとつで日本最古設立の神宮・石上神宮の奥深くに隔離される形となったのだ

 

その身を守る為に

石上神宮の御神体であり、主祭神・布都御魂大神の神霊が宿るとされる日本神話より現存する霊剣・布都御魂剣

これは、建御雷神がこれを用い葦原中国を平定した剣で荒ぶる神を退ける”力”を持つとされる

 

次に、こちらも石上神宮に保管されていた日本神話に登場する霊剣であり、須佐之男命がこの剣で八岐大蛇を退治したと伝わる天羽々斬剣

宿る神霊は布都斯魂大神

 

そして最後に、須佐之男命が八岐大蛇を退治した時にその尾から出てきた剣・天叢雲剣

 

これら三剣を合わせて“神代(かみよ)三剣”と呼ばれる

これらの霊剣をその身に無理矢理宿らされ、その“身体“自体が、“御神体”となったのだ

 

沙紀は第185代”神凪”として、厳重に“保管”される事となった

 

その先に、同じ年頃の娘と同じ様な“自由”はなかった

学校へ行ったり、友達と遊んだり、買い物をしたり

沙紀ぐらいの娘がするであろう事は何一つ叶わなかった

 

毎日多くの書物に囲まれ、”神凪“としての勉学の日々

唯一外に出られるのは、月に数回行われる“神降”の儀の時だけだった

この時だけは、特別な神殿で行われるので外へ出られるのだ

 

といっても、石上神宮から出られる訳ではなく敷地内を数分歩く事が出来るだけだ

それだけでも、沙紀にとっては楽しみだった

 

少しずつ変わっていく風景を見ているだけで心が安らぐ

それを思えば、憂鬱な儀式も苦では無かった

 

だが、ここ最近は違った

 

いつの頃からだろうか・・・・

あの“夢”を見出したのは・・・・・・

 

桜と雪の舞い散る幻想的な空間

そこに佇む一人の青い衣の不思議な青年

 

彼が誰なのか・・・

そして、そこは何処なのか・・・

 

あの“夢”を見る時は決まって“神降”はされない

最初は時々だったのが、ここ数か月毎回その“夢”を見る

まるで、沙紀に何かを啓示しているかの様に

 

だが、それが何を意味するのか

何を訴えようとしているのか・・・

沙紀には分からなかった

 

あの人がいたら、相談できるのに・・・・・・

 

隔離された世界で唯一の知り合いと呼べる人

本当の名前は知らない

ただ、時折ひょっこりと姿を現す

 

飄々としていて冗談が好きな人

そんな人、沙紀の周りにはいなかったのでとても新鮮に感じた

 

だが、彼が何処の誰なのか

何故、石上神宮の奥まで来る事が出来るのか・・・・

 

沙紀には分からなかった

 

ただ、彼と話すのは外を知らない沙紀には楽しみだった

彼のどんな話も、興味を惹かれた

 

次に会えるのはいつになるかは分からない

彼にもきっと都合があるのだろう

 

ここ数年は、見かけていない

それが、寂しくもあり少し不安だった

もし、このまま逢えなかったら・・・と思うと胸が苦しくなる

 

でも、こんな事 父である一誠すら知らない事だ

誰にも言えない

 

「沙紀」

 

不意に名を呼ばれ、沙紀は はっと顔を上げた

すると、一誠が心配そうにこちらを見ていた

 

「ここ最近はどうしたんだ? 調子が悪いのなら――――」

 

あ・・・・・

 

心配を掛けているのだと知り、慌てて首を振る

 

「違うのです。 ただ・・・・」

 

「ただ・・・?」

 

言って・・・みようか・・・・・・・・

 

ごくり と、沙紀は息を飲んだ

言っても信じてもらえないかもしれない

でも――――きっと、一誠は笑わない

 

そこまで思うと、少し気が楽になった

 

「実は・・・・・・」

 

沙紀は、ぽつり ぽつりと夢の話をした

 

少し前から、不思議な夢を見る事

その夢に出てくる青年に「来てはいけない」と言われる事

 

説明できる範囲で話をすると、一誠は静かに聞いてくれた

それから少し考え

 

「そうなだ・・・・詳しくは私にもわからないが、きっとそれは沙紀にとって何か重要な何かが起こる前兆なのかもしれないな」

 

「え・・・・」

 

一誠にそう言われた瞬間、沙紀はその躑躅色の瞳を瞬かせた

 

「・・・・それは、悪い事ですか?」

 

不安そうにそう言う沙紀に、一誠はくすりと笑みを浮かべた

 

「そうとも限らないんじゃないか? 桜や雪花は吉兆紋としても使われる品だ。 もしかしたら、良い事かもしれない。 それは沙紀次第だ」

 

「・・・私、次第・・・・・・?」

 

一誠の言う意味が分からず、沙紀は首を傾げた

一誠は小さく頷くと

 

「そう――――沙紀が良い事だと思っていれば、良い事になるだろう。 だが、よくない事と思っていれば、それはきっと悪い事に繋がる。 運命とはそう言うものだ」

 

「・・・・・・っ」

 

沙紀は、はっとした様にその躑躅色の瞳を見開いた

 

そうだ

何度も教えられた事だ

 

悪い事ばかり思えば、悪い運を呼び寄せてしまう

だから、常に良い方向に考えなさい――――と

そうすれば、自然と良い方向へと進んでいく―――――

 

お父様からの大切な教え――――

 

沙紀はぎゅっと、胸元を押さえた

大切にしなければ

 

そう思うと、自然と笑みが浮かんできた

心がふっと軽くなった気がする

 

それを見た一誠はふと笑みを浮かべると、ぽんぽんと沙紀の頭を撫でた

 

「さ、もう部屋に戻ろう」

 

その言葉に、沙紀はただ静かに頷くのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石上神宮の奥

本殿よりさらに奥の、一般参拝者が知らない静かな離れ

その奥地に、ひっそりとその建物は立っていた

 

沙紀が七年近く住んでいる所だ

遠くを見ると、石上神宮にある大きな銀杏の木が見える

 

誰も知らない

誰も近寄らない場所

 

一誠は仕事で本殿の方へと行ってしまった

沙紀はお付の巫女と一緒に戻ってきたが、その巫女たちもそのまま仕事へ戻ってしまった

今は部屋に沙紀一人

 

沙紀は、儀式用の千早を脱ぐと、いつも着ている着物に着替えた

そして、文机に向かい筆を走らせようとするが、ふとその手を止めてしまう

 

小さく息を吐き、窓の外を見る

窓の外は秋の色で染まっていた

 

黄色い銀杏の木に、緋色に染まった紅葉

心地の良い風が沙紀の頬を撫でた

 

沙紀は筆を置くと、そのまま障子戸を開けて外に出た

縁側に座り、ぼんやりと庭を眺める

 

白いコサギが池の畔に降り立っている

そんな風景を見ながら、小さく溜息を付いた時だった

 

「溜息をつくと幸せが逃げるというぜ?」

 

不意に背後から聴こえてきた声に、沙紀がはっとして顔を上げた

思わず振り返ると、廊下の向こうに白い着物風の衣を纏った銀髪の美しい青年が立っていた

 

「あ・・・・」

 

沙紀が思わず声を洩らすと、青年は「よ!」と手を上げて にっと笑った

 

「久しぶりだな。 驚いたか?」

 

「・・・・・・・・・・・・っ」

 

沙紀が思わず立ち上がる

 

「りんさん!」

 

“りん“と呼ばれた青年は笑いながら、沙紀の傍にやって来た

沙紀の顔に思わず笑みがこぼれる

 

すると、青年はにやにやと笑みを零しながら

 

「なんだ? もう前みたいに抱きついて来ないのか?」

 

残念そうにそう言われ、思わず沙紀がかぁっと頬を赤く染める

 

「も、もう、何年前の話をされているのですか!」

 

彼と前に会ったのは何年前だったか・・・・

幼い頃はよく来てくれたのに、ここ数年姿を見せてくれなかったのだ

 

すると、青年は「んー」と考ながら

 

「そうだなぁ…五年くらい前か? まだお前はこんなに小さかったもんな」

 

そう言って、今の沙紀よりもずっと低い位置に手をやる

 

そう――――五年

五年の間、彼は一度として沙紀の前には現れてくれなかったのだ

 

そう思うと、胸の奥がぎゅっと締め付けられる様だった

 

「・・・・・五年もの間、何故会いに来て下さらなかったのですか・・・?」

 

思わずそう呟いてしまう

すると、青年はふっと微かに笑みを浮かべると沙紀の頭を撫でた

 

「悪かった、俺にも色々あってな。 本当は遠目に何度か見かけたんだが・・・・周りに人がいたからな」

 

「あ……」

 

そうなのだ

彼は他の人がいる時は絶対に姿を現さない

だから、こうして沙紀が一人の時に来てくれていたのだ

 

でも、ここ数年“神凪”としての儀式や勉強で一人になる事が少なかったのも事実だ

そういった環境が彼を遠ざけてしまった要因だとしたら、沙紀にはどうする事も出来なかった

 

「でも、俺は驚いてたんだぜ?」

 

「え?」

 

「沙紀は年々綺麗になっていってたからな、昔はどちらかというと可愛い感じだったのによ」

 

「え・・・・・」

 

一瞬、何を言われているのか分からず沙紀が首を傾げる

が、次の瞬間 その頬を一気に高揚させた

 

「な、なに、を――――・・・・」

 

真っ赤になり、口をぱくぱくとさせる

それを見た、青年は「ははははは」と笑った

 

それでからかわれているのだと分かり、沙紀が別の意味で顔を赤くさせる

 

「も、もう! りんさん!!」

 

頬を膨らませ、青年の胸を叩く

すると、青年は「悪い、悪い」と言いながらくつくつと笑った

が、ふいに沙紀の手を掴むと、そのままぐいっと自分の方に引き寄せた

 

「あ・・・・・・」

 

急に抱き寄せられる形になり、沙紀が声を洩らす

すると、青年はそっと沙紀の耳元に唇を当て

 

「でも、“綺麗”ってのは本当だぜ? 見惚れる程だ」

 

囁かれた声が甘くて、沙紀がますます顔を赤らめる

 

「そ、そんな事・・・・・・」

 

ない――――と言い掛けた時だった

不意に、青年の手が伸びてきたかと思うとそのままぐいっと腰を引き寄せられた

 

「あ・・・りんさ―――――」

 

「沙紀――――――・・・・」

 

甘く名前を呼ばれたかと思った瞬間、その唇が沙紀のそれに重なった

それは一瞬だった

 

「あ・・・・・・」

 

思わず声が洩れる

 

青年の綺麗な銀にも見える金色の瞳と目があった

とても美しい瞳だった

青年の銀髪に良く映える金色の瞳が微かに細められる

 

二度、三度と唇が重なった後、青年の手が沙紀の頭に回された

沙紀の美しい漆黒の髪が青年の白くて細い指に絡まる

 

「ん・・・あっ・・・・・」

 

そのまま更に深く口付けられ、沙紀が思わず声を洩らした

 

「沙紀・・・・・・」

 

甘い青年の声が沙紀の脳裏で木霊する

とろける様な、感覚に囚われ身体がふわふわしてくる

 

わた、し―――・・・・・・

 

何も考えられなくなりそうになった時だった

 

「沙紀!」

 

不意に、屋敷の入り口の方から一誠の声が聴こえてきた

瞬間、はっと我に返る

 

すると、青年はすっと沙紀から離れ

 

「・・・っと、人が来たようだな」

 

そう言って、沙紀から手を離すと立ち上がった

 

「あ、りんさ――――」

 

「沙紀! いないのか!?」

 

廊下のすぐ向こうから一誠の声が近づいてくる

 

「あ・・・お父様が・・・・・・」

 

沙紀がそう声を洩らした時だった、不意に耳元で声が聴こえた

 

「またな」 と

 

はっとして振り返ると、そこにはもう青年の姿はなかったのだった――――・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つ…ついにとうらぶ夢を始めてしまった…!!

そして、まさかの誰だよ!?って人とのキスシーン序章で入りましたー(笑)

って、誰かバレバレな感じもしますけどねぇ~

ちなみに、”りん”という名前はちゃんと理由がアリマース

その内出てくるw

 

という訳で、ささ次へどうぞ~(´∀`)

 

2015/06/16