MARIKA

-Blue rose and Eternal vow-

 

  Act. Ⅰ 海上レストラン 19

 

 

 

瞬間―――――

 

 

「……………っ!!!んぬうぅぅ~~~~~~~~~~っ!!!」

 

 

突然ルフィが叫びだしたかと思うと、その足をぐいーんと空高く伸ばし上げた

ぎょとしたのは、サンジだ

 

ルフィの明らかな攻撃態勢に慌てて止めに入る

 

「バカよせ!!こいつらに手ェ出すな!!」

 

だが、ルフィは止まらなかった

 

「ルフィ!? まさか……!!」

 

「何する気だ!?あの野郎!!」

 

「!?」

 

レウリアの声と、パティやカルネ達の声が重なるのは同時だった

 

ルフィは、止める言葉も一切聞かずにずっとずっと遠くの空まで足を延ばした瞬間―――――……

 

 

 

「ゴムゴムの――――!!!

 

 

 

 

そのままその足を思いっきり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      「――――――戦斧(オノ)!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り下ろしたのだ

 

「うわああああああ―――――っ」

 

ドバアアアン!!という音と共に、あれだけ大きく広がっていた“ヒレ”がバラバラになっていく

ヒレに乗っていた海賊達は突然なくなった足場に慌てふためく様にざわめいた

 

サンジもレウリアも、海に落ちない様に必死に傍の柵に捕まる

ザアアアアアと、海の飛沫が雨の様に降り注いだ

 

誰しもが言葉を失っていた

 

レウリアやサンジだけじゃない

ギンも、ゼフも、クリークすら驚きのあまり口を大きく開けて固まった

 

 

 

 

「”ヒレ“が……砕けたァ―――――――っ!!!」

 

 

 

 

“割れた“所の話では無い

今までずっと海賊達と戦ってきたバラティエの“戦場”

一度として壊れた事のない、“ヒレ”がルフィの踵落としで木端微塵に砕けたのだ

 

ニヤリとルフィが口元に笑みを浮かべる

 

面白くないのはクリークだ

こちらは、ゼフという人質を取っているのに、ルフィの行為はその人質を無視した行動以外の何者でもなかった

 

 

「あの小僧、妙なマネを……!!船を壊す気か!!?」

 

 

この船は、クリークが貰う筈の物だった

それを壊されるとあっては冗談では済ませられない

 

 

「ギン!!ゼフの頭をブチ抜け!!!」

 

 

クリークの声が辺り一帯に響き渡った

 

「……!」

 

ギンが、ぎくっと顔を強張らせる

 

「……しかし………」

 

「早くしねェか!!」

 

躊躇いの色を示すギンに、クリークの怒声が響き渡った

 

「……ひゃ…百人分のメシをくれた恩人です……っ」

 

こうして銃を突き付けているとはいえ、ゼフはクリーク海賊団にとっては命の恩人だ

撃たなければいけないのは分かっている

クリークの命はギンにとって絶対だ

しかし、その恩人を殺すのにはやはり躊躇いがあった

出来る事ならば、穏便に事を進めたいのが本音だった

 

ギンの反応に、クリークが益々怒りの形相へと変わる

 

「ギン、てめェ……っ!!」

 

クリークが叫ぼうとした時だった

 

「おい」

 

不意にルフィが口を開いた

 

「おれは、お前達に手ェ出してねェぞ。“ヒレ”割っただけだ」

 

さも、当たり前のことの様にルフィがそうぼやいた

 

ルフィの言葉に、クリークの表情が益々怒りの形相へと変貌する

だが、それはクリークだけでは無かった

サンジも、怒気を放つ様に立ち上がると

 

 

 

「てめェ、雑用!!何のつもりだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「沈める」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なっ何ぃ!!?」

 

「この船を沈める」

 

「なっ……」

 

誰しもがぎょっとした

サンジが必死に守ろうとしていた、コック達が必死に守ろうとしていた船をルフィは沈めるというのだ

 

「ちょっ…ちょっとルフィ!!」

 

流石のレウリアも、慌てて軋む身体を立ち上がらせた

 

「何言っているのよ!!このレストランがどんなものか分からない訳じゃないでしょう!!?」

 

サンジが身体を張ってまで守ろうとしていた

ゼフの宝だといっていた

 

そのレストランを沈めるというのだ

 

だが、ルフィはさも当然の様に、レウリアに同意を促した

 

「リア、お前ェも何が一番得策が本当は分かってんだろ?」

 

「…………っ、それは…」

 

反論できない

 

ルフィは火種となっている物を無くすといっているのだ

その火種を無くせば、全てが解決する

 

レストランは無くなるが、サンジもゼフも助かるし

なによりも、クリークが襲ってくる理由が無くなる

命さえあれば、レストランを再度建てる事も可能だ

死んでしまったら意味がない

 

それは分かる

ルフィの言いたい事も、分かる

 

けれども……

 

その時だった、サンジが怒声混じりの声でルフィの胸ぐらを掴んだ

 

「何を言い出すかと思ったら、船を沈めるだと!?正気か、クソ野郎!!おれが今まで何の為にこの店で働いてきたと思ってんだ!!」

 

「だって、船ぶっ壊せばあいつらの目的なくなるじゃん」

 

「ああ!?」

 

ルフィのもっともな意見に、ゼフがふっと微かに笑みを浮かべた

 

「てめェが何を知ってる!?おれの受けた恩のデカさとこの店の何を知ってるってんだ!!」

 

「だから、お前は店の為に死ぬのかよ。バカじゃねェのか!!?」

 

「何だと!!?」

 

瞬間、バシッとルフィがサンジの腕を払った

そして、逆にサンジの胸ぐらを掴むと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死ぬことは……死ぬことは、恩返しじゃねえぞ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………!」

 

一瞬、ルフィの中にあの時の光景が蘇る

ルフィの為に片腕を失ったあの人の記憶が――――………

どんなに嘆いても、悲しんでも、あの人の腕は二度と戻らない

 

失ったものは戻らないのだ

 

「そんなつもりで助けてくれたんじゃねェ!!!生かしてもらって死ぬなんて、弱ェ奴のやる事だ!!」

 

「…じゃぁ、他にケジメつける方法があんのか!!!」

 

だが、サンジもそれでは引き下がれなかった

サンジにもずっと貫いて来たものがある

死ぬのが弱い奴のする事だと言われても、素直に引き下がれない

 

 

レウリアは、2人に対してどう言葉を発すればいいのか迷った

 

 

ルフィの言いたい事も分かる

人間、死んだら終わりだ

生かしたくて助けてくれたのだ

 

あの時、レウリアの時もそうだった

もう思い出せない両親の顔

最後に、扉を閉める時笑っていた

直ぐに迎えに来るからと言って――――

だが、彼等は二度と帰ってこなかった

何日まてども何か月まてども、焼け野原になった村には誰も帰ってこなかった

 

鮮明に残る、あの男の笑う声

燃え盛る村や森たち

逃げ惑う人々の声

 

 

忘れたくとも、忘れられない――――

 

憎いと

全てを奪ったあの男を 殺してやりたいと―――

 

だが、ガープは言った

 

「生かしてもらって、死んででも刺し違える程度の覚悟なら止めておけ」と

「何の為に、生かしてくれたのか考えろ」と

 

ガープはルフィはちっとも言う事を聞かないと言っていたが

ガープの思いは、ルフィに受け継がれているのだ

 

そして、ルフィも―――

あの事件の顛末は知っている

その場に、レウリアもいたのだから

 

だからこそ分かる

サンジがどんな思いでこのレストランを守ろうとしていたのか

彼は、たとえ死ぬことになったとしても、この店を守る気なのだ

 

しかし、サンジにも譲れないものがある様に、ルフィにも譲れないものがあるのだ

お互いがお互いに、引き下がらないまま睨み合いが続く―――

そう思われた時だった

 

 

「まァ、キミ達 ケンカはよしたまえ。この場での仲間割れは見苦しいだけだ」

 

 

まったく空気を読まずにパールが最もらしく口を開いた

 

「どうせ、人質がいる限り、これ以上何も出来やしないんだからさァ!おれ達クリーク海賊団を相手にしちまった事が不運だったのさァ!ハーッハッハッハッハッハ」

 

そう高笑いをした後、にやりと口元に笑みを浮かべた

そして、手の盾をパーンと鳴らした瞬間、ボゥっと白い炎が燃え上がった

 

「ファイヤーパールで、燃えてくたばれェ!!!」

 

そう叫ぶな否や、パールは高笑いをしながら一直線にサンジとルフィに向かって駆け出した

 

「ハーッハッハッハッハッハッハ………はっ!!?」

 

瞬間――――

 

ギンが、ゼフに突きつけていた銃を投げ捨てたかと思うと、突然パールに襲い掛かったのだ

 

 

ドゴォォォォ!!!

 

 

強烈な一撃がパールの身体の盾を粉々に打ち砕く

 

「は…え……?なん、で……ギン…さ、ん………!!?」

 

「ギン!!?」

 

いきなり味方だと思っていたギンに攻撃されたパールは訳も分からないまま血反吐を吐いた

そしてそのままぐらりと倒れ込む

 

「悪いな、パール。ちょっとどいてろ」

 

一等低い声が、辺り一帯に響き渡った

 

それに激怒したのはクリークだった

 

「ギンてめェ!!!裏切るのか!!!」

 

クリークの怒声に、ギンはただ静かに

 

「すいません、首領(ドン)・クリーク。…やはり、この人は我々の命の恩人なんです。こんな形で死なせたくありません。せめて…せめて――――」

 

ギラリとギンがサンジの方を見る

そして、持っていた鉄球の付いたトンファーを肩にトンッと当てて

 

 

 

 

「――――おれの手で、葬らせてください」

 

 

 

 

 

「!」

 

サンジが、ぴくっと反応する

ギンの言葉に、クリークがくっと喉の奥で笑った

 

「血迷ったかギン……海賊艦隊 戦闘 “総隊長”よ」

 

「戦闘 “総隊長”…?」

 

ざわりと、コック達がざわめき出す

 

「オーナー!」

 

「オーナー!しっかりして下さい!!」

 

パティとカルネが慌ててゼフに駆け寄った

 

「あ、あの野郎 砲弾も効かねェ盾男の盾を割りやがった」

 

「……下っ端じゃなかったのか……」

 

流石のパティとカルネもギンの正体には驚きを隠せない様だった

それもそうだ

彼等は下っ端と思っていた様だが、本当は違う

 

クリーク海賊団のギンと言えば冷徹な“鬼人”と言われる程の人物だ

敵が泣こうが、喚こうが なぶり殺す冷血非道な人物と聞いている

 

正直、そのギンと、目の前のギンが同一人物か疑わしくも思った事もあったが

やはり、本物なのだ

 

サンジも、俄かには信じがたい事実に眉をひそめた

 

と、その時だった

事態が読めてないのか、ルフィは突然「う~~~~~ん」と唸りだすと

 

「……ほ、ほら、うまくいったじゃねェか。おれのおびきだし作戦」

 

と、最もらしく言うが――――

 

「うそつけ!!てめェ、本気で船壊す気だったろ!!!」

 

と、鋭く突っ込まれた

その時だった

 

「サンジさん!」

 

「ああ!?」

 

それ所ではないサンジは、思わず怒鳴り返した

だが、当のギンが気にした様子もなく

 

「あんたには、傷付く事なくこの船を降りて欲しかったんだが…そうもいかねェようだな」

 

「あァ、いかねェな。このレストランだけはおれの命に代えても渡す訳にはいかねェんだ」

 

サンジの言葉に、ギンが小さく息を吐いた

 

「だったら、せめておれの手であんたを葬る事が……おれのケジメだ」

 

「……ハ……ありがとうよ。……クソくらえ」

 

そう言って、シュポッと煙草に火を点ける

 

ギンがすぅっとルフィとレウリアを見た

 

「……あんたらもだ、翔風、それに麦わらの人。 さっき、仲間と一緒にここを離れてりゃよかったのに」

 

ギンの言葉に、ルフィとレウリアはお互いに顔を見合わせた

そして、何でもない事の様に

 

「別に!おれはお前らみてェな弱虫には敗けねェから!」

 

「生憎と、そういう選択肢はなかったわね。烏合の衆に負ける要素なんてなかったもの」

 

「!」

 

ルフィとレウリアの言葉に、ギンがぴくっと反応を示す

が、周りの海賊達がギリリッと奥歯を噛み締める様に怒りだした

 

「……………!!!!」

 

「こ、こ、コノヤロー!!!おれ達の総隊長に向かって何言いやがる!!!」

 

「クソくらえだの弱虫だの烏合の衆だの好き勝手言いやがって!!!」

 

「おれ達は、東の海(イーストブルー)最強のクリーク海賊団だぞォッ!!!」

 

 

ウオオオオオオオオオ!と、海賊達が喚き散らした

が――――ルフィが一言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一番 人数が多かっただけじゃねえの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「~~~~~~~~~~っ!!!」

 

海賊達が、ぴくぴくと顔を引くつかせた

痛恨の一撃とはまさにこの事だ

 

「あーあ、核心付いちまったよ」

 

サンジがふーと紫煙を吐きながらそうぼやく

 

「やっぱりか」

 

ルフィの正直すぎる意見に、レウリアがはぁ…と、溜息を洩らした

 

「ルフィ、正直もいいけれど…もっとソフトに言ってあげた方がダメージが少なくて済むわ」

 

「ん?じゃぁ、人数と船が多くてデカかっただけか?」

 

「いや、まぁ、…だから艦隊って言えていたのだけれどね……せめて、“自分達的には最強と思っていただけ“ くらいにしてあげて」

 

「~~~~~~っ!~~~~~~っ!~~~~~~っ!!」

 

レウリアの言葉に、ますます海賊達が顔を引き攣らせた

 

「リアさん、それ何気にトドメ刺してます」

 

「リア~お前、ヒデェやつだな」

 

と、サンジだけでなくルフィにまで突っ込まれた

心外だと言わんばかりに、レウリアがむっとする

 

「失礼ね! ルフィにだけは言われたくないわ!!」

 

3人の会話に、ついに海賊達の堪忍袋の緒が切れた

 

「こ、こ、こいつら~~~!!!やっぱりおれ達の手で、ぶっ殺してやる!!!!」

 

そう言って、3人めがけて海賊達が襲い掛かってこようとした時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひっこんでろ、てめェら!!!」

 

 

 

 

 

 

 

突然、クリークの怒声が響き渡った

 

「ド…首領(ドン)・クリーク…!」

 

「しかしコイツら……っ!!」

 

海賊達が抗議の声を上げる

だが、クリークは違った

 

ドカッとその場に、座り込むと

 

「弱ェと言われて取り乱す奴ァ、自分で弱ェと認めてる証拠だ。強ェ弱ェは結果が決めるのさ。おれがいるんだ、ギャーギャー騒ぐんじゃねェ!」

 

クリークのその一言が、海賊達をハッとさせる

そして、揃ってクリークの方を向くと

 

「はっ!!首領(ドン)・クリーク!!」

 

 

……なんて、統率力なの…

先程も思ったが、クリークのカリスマ性は本物だ

50船の艦隊の首領(ドン)とは名ばかりではないという事だ

それだけの、力があるという事に他ならない

 

「なァ、翔風」

 

不意に、クリークがレウリアに話を振ってきた

 

「その小僧と おれとどっちが ”海賊王”の器だと思う」

 

「は……?」

 

一瞬、クリークが何を言いたのか分からず、レウリアは首を傾げた

ルフィとクリーク?

どちらが海賊王に相応しいか?

 

話の意図が読めない

 

レウリアは、サラリ…と金にも似た、長い銀色の髪をなびかせると小さく息を吐いた

 

「どうして、私に聞くのかしら?」

 

レウリアの言葉に、クリークがにやりと笑みを浮かべた

 

「翔風…お前ェが一番、客観的に見るからだよ。自分で言うのは簡単だからな。それで、どっちだ?あ?」

 

レウリアは、今一度クリークとルフィを見比べて一言

 

 

 

 

 

 

 

「ルフィ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ピキッ…!と、クリークの眉間に亀裂が走る

 

「てめェ、少しは退けよ!!」

 

「どうして? 事実は事実でしょう?」

 

パティが喚くが、レウリアはさも当然の事の様にあっさりと言い切った

ピキピキ…と更にクリークの眉間に亀裂が走る

 

「リア、お前はっきりしてんな」

 

ルフィが驚いた様にそう言うが、当のレウリアは、小さく息を吐くと

 

「あら、じゃぁルフィはどう思っているのかしら?クリークとルフィ、どちらが “海賊王”の器なの?」

 

 

 

 

 

 

「おれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

これまた、どきっぱりと言い切った

 

「だから、お前ら少しは退けェ!!!!」

 

更にパティの声が再度掛かる

 

その言葉に、ルフィが「なんで」と、やはり当然の様に言い切った

 

そのやり取りを聴いていたクリークは、わなわなと震えながら立ち上がった

 

「よォし、どいてろ野郎ども」

 

そう言って、クリークはぐいっとウーツ鋼の肩当てだった物をぐいっと前に引っ張った

 

それを見た海賊達はぎょっとした

 

「………!!まさか!!?」

 

「その夢見がちな小僧どもに“強さ”とはどいうモンかを教えてやる……!!!」

 

そういって、その肩当てを目の前につきだした

 

「エ……“MH5”っ!!!!」

 

「そんな……待って下さい、首領(ドン)・クリーク!!」

 

それを見たギンが慌てて止めに入る

 

「何……?」

 

あのドクロのマークの肩当てがなんだというの?

 

「…砲弾なら、おれがはね返してやるけどな!」

 

ルフィがそう言い切るが、ギンの焦り様は半端じゃないかった

 

「お願いします!!この男は、おれの手で……っ!」

 

「ふん、誰の手で殺そうとも同じ事だ」

 

そう言って、ニヤリと口元に笑みを浮かべる

 

「おれはそういう甘ったれた“義”や“情”なんてモンが最も嫌いだと常々言ってある筈だ。いいか、これは“戦闘”なんだ。勝利のみを目的とした戦いだ。勝ちゃあいいんだよ!たとえ、こんな“毒ガス弾”を使ってもな!!!」

 

瞬間、パカッと肩当ての中央が開く

 

ど……

 

 

「毒ガスですって……!!!?」

 

 

それこそが、クリークが東の海(イーストブルー)で最強を誇った“武力”

“MH5”という毒ガス弾だったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回辺りから、ギンVSサンジですね

ウザかったパールはスパッと退場しましたww

 

さて、戦闘が本格的になってきますな

どう絡めていくか…うう~~ん 

 

2013/07/30