その日、彼女は父・零你に本家に呼び出されて「見合い」話を持ち掛けられる。

五条と彼女の仲を知った上でのその話に、違和感を拭えない彼女。

しかも、零你は「会った後は、好きにしていい」と言い「殺すなよ」と釘を刺してきたのだ。

そして、見合い当日――事態は一変する。

窮地に立たされた彼女を救ったのは……そこにいる筈のない、五条だったのだった。

しかし、五条は彼女が黙って「見合い」していた事に不満を抱いているようで――。

※不穏です※

どうしてこんな事になっているのか……。

気が付けば、もう何日経っているのかも分からず、彼女はここにいた。

光は届かず、ただ彼女に触れる手に翻弄される日々。

そして、今日もまた彼は彼女に手を伸ばす――。

※不穏です※

呪術高等専門学校・東京校 準備室――。

学長の夜蛾に「この時間、この場所に」――と指示され、書類を持ってきた彼女だったが……。

何故か、五条に絡まれてピンチに追いやられていた。

徹夜での連勤に、甘いものもまともに接種出来ず、五条は相当色々と「限界」のようだった。

五条のウザ絡みのスケープゴートに使われたのだと、気付いた彼女だが……。

一段と冷える日、彼女は五条と一緒に五条所有のマンションに来ていた。

温かいココアでも淹れようとしたが、外が寒かった所為か、彼女が くしゃみをしてしまう。

すると、突然五条が「先に、お風呂入って温まった方がいい」と言うので、五条から先にと言ったが……。

五条はけろっとして、

「え？　何言ってんの？　今から一緒に入るんだよ」

などと、言い出し――何故か一緒に入る羽目に！？

任務で京都に来ていた、五条と彼女。

彼女は普通にホテルに泊まる気だったのに、何故か五条家本家に泊まる事となる。

そして、久方ぶりに五条の両親に挨拶する事になり……。

※五条の両親出てきます（生きてるという公式発表しかないので、性格はオリジナルです）

その日、五条は長期出張明けだった。

夜中に連行されて、五条所有のマンションに来ていた彼女は、朝食の用意をする。

起こして何とか今日の、任務に行かせたはいいが……。

任務続きで……ついに、五条がキレる。

休みを要求すると、伊地知に言い出し――。

花火の上がる夜祭りの話。

※本編　第１話　１４話目のその後の話

五条に「おしおき」する為に、連れ帰られた彼女。

マンションへ行かされる所を、伊地知の機転でなんとか東京にある、五条家本家の桜田屋敷に変更してもらったが、

逆に、追いつめられる形となり……。

※五条誕生日2023のR18版※

12月7日

その日は、五条の誕生日だった。

だが、彼女が知らない振りをしていると――。